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Thread (1203 ) -- オランウータンは薬草を使う???????
No. 2453--べ.
No. 2453 (2024/05/06 09:05) べ

薬草を傷口にあてる行動をとるオランウータンが観察されたそうです。 1例だけの報告なので解釈が難しいですが面白い論文ですね。 https://www.nature.com/articles/s41598-024-58988-7

論文を書くときは比較的「盛る」場合が多いので、この論文もタイトルは少し盛られていますが全体としては慎重に書かれています。 盛った書き方だと「オランウータンは傷を治すために薬草を使った」となりますがこれだとオランウータンはこの薬草が傷に効くことを自覚していることを示唆します。「傷ついたオランウータンが薬草を傷にあてた」だと、たまたまそうしただけかもしれないという場合も含みます。

オランウータンの食事には葉っぱもあるそうなので、葉を食べている間に彼らの意識の中に「傷に効きそう」という漠然とした「気持ち」が湧いていたのでしょうか?チンパンーなども「虫下し」として苦い植物を噛んだり葉っぱを丸ごと飲み込んだりしている可能性が示唆されているんだそうです。

ミツバチは蜜のありかを他の個体に知らせるダンスをおどりますが、このコミュニケーションは太陽の角度とか距離とか複雑な情報を伝えることが可能です。オランウータンの本能を侮ってはいけないのかもしれません。

本能に関する分子生物学的なアプローチをPerplexってみたのですが経験がエピジェネを通して次世代に伝わるのではないかという説が私には一番ピッタリきます。 https://www.perplexity.ai/search/Are-there-any-yEQV4RkzRS.CHCGKc_rCEw#0

ここで問題になるのは「伝えようという意思」が存在したからepigeneticsに変化が起きるのかepigeneticな変化は自動的に起きるものなのか?ということではないでしょうか?

これって生命の誕生が「子孫を複製しようという意思」から生まれたのか、単に「子孫の複製」が起こっただけなのか?という問いにつながるような気がします。単に複製が起こっただけでこんなに生命の競争や進化が起こりうるんでしょうか?

受精卵に精神活動は無いと断言できると思いますが、ではいつ頃から精神活動が認められるのでしょう?生命や本能も、もともと存在しないところから、最初の一歩がはじまり現在に至っています。AIは「仕事をこなす」存在に過ぎませんが、どこかで「仕事に興味をもつ(自我の発現)」という変化が起こることは十分にありえることではないかと思います。

皆さんはどうお考えですか?


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